空爆の空の下で

“Sotto il Cielo dell’Incursione”=『空爆の空の下で』(3’01”)

 

・・・・・(作曲編曲、絵、解説)阿呆丸 ・・・・・

テロリスト集団達だけなく、大国に追随する各国の首脳陣達もまた、自己本位な観点に基づいた『人権』問題等を正当化してまで、他国や、自国の民衆達へ向けた武力的抑圧を横柄な顔で行使している。

その背景に見え隠れする彼等の自己利潤追求の貪欲な横顔。そして、常に犠牲になるのは女子供や老人、病人や傷人等といった最も保護してやらねばならない弱者達・・・。

私は些か不可解に思う。組織であれ国家であれ、たとえ秩序維持の為であったとしてすら、矛盾した『弱者達を正餐とする人権』とは如何なる人権なのかと。『弱者達は人間に値しないのか?』と。若しくは『人間は弱肉強食の単なる哺乳類へと回帰してしまったのか?』と・・・。

全世界で唯一、核兵器の実験台となった国、広島と長崎に原子爆弾を投下され、最早腐り果てた秩序しか持たない国の民衆の一人として言う。

「Stop the war!!!」